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ブラック・スワン [読書]

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何度となくナシーム・ニコラス・タレブのこの本を読んでいる。
地震が起こった時などはまさに黒い白鳥の出現だった。
「今までなかったから、これからも起こりえない」
という仮説だか理論づけだかがすべてを証明しているとは限らない、
ということをのべている。単なる莫大なる無知の領域が存在していて、
突如現れることがあるというのだ。
今まで見たこともなかった黒い白鳥が見つかれば、白鳥はすべて白いという理屈は
吹っ飛ぶという理論だ。
「大地震の想定外」とは黒い白鳥のことだったのだ。
わたしはこの本が好きだ。好き嫌いはあるだろう。

地震が来る前から読み始めた。
何度読んでもフックするところがあるし、彼の口調は面白い。
ただ私は著者のように高官や重鎮の家系ではないので、それほど
フットワークが軽くは行動できない。

しかし、ありきたりのビジネス指南書より面白いことは間違いない。
「貧乏人と成功者の考え方の違い」のマニュアル本等と違って
社会の考えの原点を指し示すという意味で優れている。
ひねくれものの、皮肉たっぷりの本だと考える人には退屈極まりないかもしれないが
脳みその活性化には役に立つし、最後の章などは感動的だ。

何か勇気を振り絞る時にはこの本の最終章を10分だけ読む。
そしてカルメンの間奏曲を聴いて心を落ち着かせる。
それだけでも価値のある書だと言える。
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